内容をどの程度理解しているのかを尋ねた結果が図5、6だ。移行期間中の各教科等における授業時数の増減については、「年度ごとの違いまで理解している」と回答した割合は64%、「09年度については理解している」34%、「よく知らない」2%だった。09年度から新学習指導要領に移行する道徳、「総合的な学習の時間」、特別活動の変更点については、「よく理解している」36%、「一部理解している」57%、「よく知らない」7%だった。
数値は省くが、全体的に校長・教頭など管理職ほど理解している度合いが高く、若手教師ほど低い傾向が見られる。なお、これらの質問項目は、09年2月に各学校に伝えられた「新学習指導要領の先行実施に向けた準備チェックリスト」(*)の一部と共通する。自校の様子と比較し、振り返るきっかけになるかもしれない。
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