特集 家庭学習─机に向かう習慣づくり
VIEW21[中学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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「学習強調週間」で予鈴着席と家庭学習を一度に確認

 二つめの柱のうち、「学習強調週間」は、定期テストの1週間前に行う。取り組みは、クラス単位と個人単位の2本立て。クラス単位では、クラスの課題に沿って目標を決め、守ることができたかを「クラスチェック表」(図2上)で学芸委員会の生徒がチェックをする個人単位では、クラス目標の達成度を一人ひとりが「自己評価表」(図2下)でチェックすると共に、定期テストに向けた「学習予定表」を作成し、両シートとも毎日提出する。いずれも、担任が判を押して、その日のうちに返す。
 「特別な期間を設けて、目標を改めて思い返し、守ろうと意識させるきっかけとしています。そして、今回の反省を次に生かせるように、振り返りを大切にした指導をしています」(石嶋校長)
 学期初めの1週間には「学習訓練週間」を行っている。「学習のきまり(チャイムが鳴る前に着席する、忘れ物をしない、最後まで黙って話を聞く、最後まではっきり発言する)」を徹底させる期間で、「学習訓練チェック表」を用意し、授業者が毎回チェックする
 普段の授業で学習への意識を高めておき、「学習強調週間」で家庭学習を関連付けているところに、同校の「学ぶ習慣づくり」の特徴がある。
図2:「学習強調週間」のチェック表
※上記の加工可能な資料がダウンロードできます
■クラスチェック表 Wordダウンロード(41KB)
■自己評価表 Wordダウンロード(37KB)

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