(14)私立大の臨時的定員
 第2次ベビーブームによる18歳人口増加の「調整弁」として規定された大学の臨時的定員。ピークを越えた93年以降、大学入学定員の抑制に転じたが、例外措置として既存校には7年間の臨時的定員を認めた。18歳人口の大学進学意欲の高まりと、私立大の経営に配慮した措置で、施設・教員を拡充することなく学生を増やせることになっている。00年度以降も、5年間の延長が認められている。
 92年までは約11万名あった臨時的定員は、10年以上に渡る削減の結果、02年には国公立大、私立大合わせて3万名弱に縮小している。

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