生きたデータの見せ方・つくり方 入試結果データの見せ方
VIEW21[高校版] 新しい進路指導のパートナー
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教師の思い、メッセージを生徒に効果的に伝える!
生きたデータの見せ方・つくり方

入試結果データの見せ方

前年度の入試結果を生徒に紹介する際、どのようなデータをつくり、どう発信すれば学習意欲の向上につながるのか。先生方の実践例から考える。

※データは編集部が作成したサンプルです。
CASE1 「受験者数」を見せる
『VIEW21』編集部ヒアリング結果より
図
※上記の加工可能な資料がダウンロードできます
■合格者数と受験者数 Excelダウンロード(16KB)
データ作成・加工の POINT
(1)は、合格者数一覧に受験者数を加えたものだ。単に合格者数を掲載するだけでなく、受験者数も付け加えることで、「この高校からこれだけ挑戦している先輩がいる!」と、自校を「大学入試に果敢に挑戦する集団」であることを意識付けできる。またセンター試験の結果を説明する際は、全国のセンター試験の受験者数を見せることも必要だが、それ以上に、自校のセンター試験受験者数を掲載したい。センター試験をより身近に感じさせることができるからだ。(2)のように、受験者数に加え、受験率の推移を見せてもよい。
プラスαの一工夫
なぜその大学の志願者が 多いのかを解説する
「国家公務員試験など資格試験に多くの合格者を出している」「近隣の大学ではできないユニークな研究を行う学部・学科がある」「就職実績に見るべきものがある」など、志願者を多く集める大学の魅力を一言でも解説することは、志望大選択の視点として有用である。
なぜセンター試験を受けた方がよいのかを述べる
センター試験を目標として勉強に取り組むことは基礎固めの意味で非常にメリットがあることや、実際にセンター試験を受験することで私立大志願者にも受験のチャンス(私立大のセンター試験利用方式や国公立大の少数科目入試など)が広がるといった利点を合わせて紹介する。

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