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研究内容
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福井県立 武生東高等学校

研究内容1:リーディングの効果的な指導方法の研究
■実証したい理論や仮説
1)いろいろな読みのスキルを指導すると、生徒のリーディングスキルが向上する。
2)リーディングの授業で、コミュニカティブな活動をきめ細かく導入すると、生徒の読む力が向上する。
■到達目標
≪1年次≫
1)語彙レベル1200語程度のまとまりのある文章を読んで理解でき、必要な情報を得たり、概要や要点をまとめることができる。
2)wpmが80を超える。
≪2年次≫
1)語彙レベル3000語、あるいは英検2級程度のまとまりのある文章を読んで、必要な情報を得たり、概要や要点をまとめることができる。
2)英検準2級程度の英文を読むときに、wpmが100を超える。
【1年次の成果】
1)スラッシュを入れる、5w1hを探す、トピックセンテンスを探す、パラフレーズ、サマリーなど、タスクを変えながら同じ教材を何回も読むなどすると、生徒のリーディングスキルが向上することがわかった。
2)Pre-reading、During-reading、 Post-readingにコミュニカティブな活動をきめ細かく導入すると、生徒の読解力が向上するとともに思考力を育てることができるとわかった。
【課題】
1)速読教材のwpmが平均96に達した一方、個々の生徒の読む力の差異が大きくなり、手当てが必要である。
2)いろいろなタスクを与えたり、コミュニカティブな活動を取り入れると時間がかかる。タスクの精選とスピードアップが必要である。
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