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研究内容
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三重県立 川越高等学校

研究内容7:independent learnerの育成を支援する教育環境の整備に関する実践的研究
■実証したい理論や仮説
「家庭学習報告書」「優れた実践例」「学習診断書」などにより、1学期を通して家庭学習時間を増やす取り組みを行う。中間考査時に比べて期末考査時には報告された学習時間は1.5倍に増えた。そうした取り組みが、英語学習の動機づけにどのような効果をもたらしたかを、自由記述形式のアンケートで集計し、「自己決定理論モデル」で分析。その結果、「有能さ」に対する支援は達成されているが、「関係性」と「自立性」に対する支援が不十分なため、生徒は外発的動機付けの「取り入れ的調整段階」にあることが判明。一般に報酬などの外的統制はその後の行動に否定的な影響を与えるといわれるが、むしろ今回の取り組みから自ら学習に向かう姿勢が垣間見られ、自立した学習者を支援する環境構築に資するとともに、外発的動機づけを見直す機会となる。
■到達目標
 
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