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研究内容
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三重県立 川越高等学校

研究内容8:学校設定科目「日本文化研究」に関する実践的研究
■実証したい理論や仮説

【仮説1】
学習者の英語による発話を促す言語活動を数多く取り入れれば、
1. 学習態度を活性化する(activate)ことができ、
2. 学習者が恥じらいや自信のなさを克服して自ら思うことを思い切って言う(speak out what he/she thinks)ことができるようになる。

【仮説2】
在日外国人から直接生活情報を入手し、それをもとに対話を創作し、その外国人に対話の相手役をしてもらえば、
1. 外国人との望ましい遭遇、すなわち互いを尊重しあう関係の中での出会いを体験でき、
2. 英文作成に際してよき支援者を得ることができ、
3. 対話文作成や発表を通じて改めて日本の生活習慣を確認でき、
4. 将来外国人に対して能動的に日本を語る「成功イメージ」を抱くことができる。

■到達目標

【仮説1に関して】 
 1 ALTによるニュース報道(Press Conference)
 2 単語導入時のクイック・レスポンス(Quick Response)
 3 実用例文導入時のディクテーション(Dictation)
 4 JTEによる授業中の指示などをできるだけ英語で行う
 5 例文定着のための個人読み(Individual Reading)
 6 発音修正のための個別指導(Individualized Instruction)
 7 例文暗唱のための交互読み
 8 ペア・ワーク(Reading in Alternate Shifts、 Pair Work)
 9 リード・アンド・ルックアップ(Read & Look up)
 10 音読発表(Loud Speaking Demonstration )
 11 寸劇実演(Skit Performance)
などの具体的活動において所期の目的(上記仮説1、2)を達成する。

【仮説2に関して】
 1 招請した在日外国人からの情報収集
 2 対話文の創作
 3 在日外国人からの添削指導、およびリハーサル
 4 在日外国人とのロール・プレイ
などの具体的活動において所期の目的(上記仮説1、2、3、4)を達成する。

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