東明小学校データ |
白山市は2005年2月1日、1市2町5村の合併により誕生した石川県最大の面積を占める人口11万2000人の市。
東明小は白山市北端、日本海に面した旧松任市に位置する。自然に囲まれつつも工業誘致などで宅地化も進む地域。
学校のホームページにはPTA向け専用ページも設けてある。03年、文部科学省および石川県の学力向上フロンティア事業
研究校に指定される。
校長/北川恭子先生
児童数/414人
学級数/16学級
〒924-0804
石川県白山市徳丸町207番地
TEL 076-276-6151
FAX 076-276-2825
http://www.toumei-e.
matto.ed.jp
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▲北川恭子校長
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▲渡辺直人先生
情報教育・PC教育担当 |
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▲中野順子先生
情報教育・図書館教育担当 |
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教室を劇場に子どもを出演者にするコンテンツを考える |
石川県 白山市立東明小学校
学校の玄関の正面に置かれたプラズマディスプレイには、その日に撮られた映像とともに連絡事項などが表示され、子どもたちはその内容を登下校の度に確認する。IT機器を日々の指導で最大限に活用する東明小の事例を紹介しよう。 |
「教室は劇場」子どもを「出演者」にするために |
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「玄関から入るとすぐに目に入るでしょう? 教頭の山下尚先生が毎日新しい映像をデジタルカメラで撮って更新しています。子どもや保護者との会話のきっかけにもなりますよ」
北川恭子校長は、東明小学校の玄関にある50インチのプラズマディスプレイをこう説明する。市内の他の学校にも同様のディスプレイは配置されているが、こうした使い方は東明小だけだという。
校内の廊下やパソコンルームの壁など、さまざまな場所に、教師や子どもたちがパソコンで作成した掲示物が並び、校内を歩くだけで、東明小のIT教育への熱意が伝わってくる(写真1)。 |
▼写真1 パソコンルームや廊下には子どもたちが
パソコンを使って作成した作品が数多く展示されている。
「フォトポエム」はD-Project(http://www.d-project.jp/main.html)の
「デジタル表現コンテストに」参加するためのものだ |
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この東明小の情報教育担当として学校のIT教育を引っ張っているのが、渡辺直人先生だ。月に4、5回はデジタルコンテンツを使って授業をする渡辺先生は、デジタルコンテンツを「子どもたちを『観客』ではなく、『出演者』として授業に参加させるための効果的なツール」としてとらえている。
「『教室は劇場』というのが私の授業観です。ぼんやりと説明を聞いているとき、子どもは『観客』になっています。しかし、発表や一対一での説明という場を設定すると、子どもは『出演者』にならざるを得ません。『劇場』のなかで『観客』のまま1時間を過ごすのではなく、一瞬でも『出演者』になることがすごく大事なことだと考えています」 |
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