▲文部科学省 初等中等教育局視学官
井上示恩
いのうえしめおん◎1990年文部省(当時)入省。文化庁文化部芸術文化課長補佐、内閣府地方分権改革推進会議事務局参事官補佐などを経て、04年7月より現職。
近年、子どもたちの理数離れを懸念する声が高まっている。文部科学省ではこの問題をどうとらえ、どのような施策を講じているのだろうか。初等中等教育局視学官の井上示恩氏にお話をうかがった。
注1■PISA(OECDの生徒の学習到達度調査)の概要 03年、41カ国・地域が参加した15歳児を対象とする学習到達度調査。読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーを主要3分野とする 注2■IEAのTIMSS(国際数学、理数教育動向調査)の概要 日本では、小学校4年生と中学校2年生を対象とし、算数、数学、理科の教育到達度を国際的な尺度によって測定する。03年は、46カ国・地域が参加