ベネッセ教育総合研究所
第1章 地方自治体がひらく新しい教育
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4 子ども・学校の多様化への対策
 学校評価や実態調査は、子ども一人ひとりの学力把握や学校全体の課題を見つけるだけでなく、地域の課題を把握するための重要な指針となる。例えば、教科学力の状況を把握することで、少人数指導の導入や授業時数の確保、研修の充実といった地域教育施策の検討が可能になる。さらに、生活実態や意識面での課題を保護者や地域住民と共有することで、学校と保護者、地域が一体となった、より効果的な改善策が模索できる。調査の結果を効果的に活用し、地域の子どもの実態に即した教育施策を打ち立てていくことが、保護者や住民を巻き込みながら学校を活性化するためにも非常に重要だ。


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