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3 自己肯定感を高めることはキャリア教育にもつながる
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図3は、今の子どもが図1の類似項目についてどう感じているかを聞いたグラフだ。「わからないことや知らないことを調べること」以外の項目で「苦手」が「得意」を上回った。
教師に実感を聞いたところ、授業の中で「最終的にどうしたいのか」という目標を持たせることで、見通しが立てられ、「疑問を納得するまで追求する」力や「計画性」も身に付いてくるという意見もあった。
「リーダーシップ」に関しては、「リーダーになれない」と周囲や本人が思っていても、機会を与えれば、子どもは思っている以上に役割を上手にこなすという実感を持つ教師も少なくない。学校行事や係活動、教科学習などの中で、リーダー的な役割を担う場面をできるだけ多くつくることが大切だといえる。
子どもの自己肯定感を高めることは、よりよく生きる社会人を育成することと密接に関係している。こうした取り組みは広い意味でのキャリア教育といえるのではないだろうか。 |
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