学びが深まるIT活用 ITの活用促進の鍵

VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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 では、人的な支援の中でも、どういった支援が学校現場では必要とされているのだろうか。図2を見ると、「授業中の操作補佐」「教師への個別支援」「授業の準備」を求める声がいずれも40%を超えており、ほかの項目と比べて高くなっている。差し当たり、授業をスムーズに進行させるための支援者が必要ということだろう。授業中に突然パソコンの調子が悪くなったとき、自分以外に対応できる人がいなければ、授業は止まってしまう。スムーズに授業を進めるためには、もう1人いてほしいという希望と考えられる。実際、パソコン等を授業で活用している教師に話を聞くと、「支援者にコンピュータ関係のことを任せられれば、自分は授業内容そのものに専念できる」という声が多い。
図2
図3
 十分に人的な支援が行われることで、授業にどのようなメリットが生まれるのだろうか。次ページからは、教師がITの専門スタッフとチームティーチングでITの授業を行う早島町立早島小学校の事例を紹介する。
IT活用促進のヒント
hint 1 ハード面からソフト面の支援へ
ハードウエアの環境が充実してきたため、次は、実際に授業で活用するための、人的な支援や情報支援が求められている
hint 2 機器操作のサポートが必要
IT機器は、授業前の準備に時間を取られたり、授業中に突然調子が悪くなったりする。そのときに対応できる教師以外の人が必要だ

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