注目のデータ 成績にこだわる母親が増加

VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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注目のデータ
Vol.1

成績にこだわる母親が増加

ベネッセ教育研究開発センター「第3回子育て生活基本調査」より

教育に対する不安も背景に

 ベネッセ教育研究開発センターが実施した「第3回子育て生活基本調査」の結果、「学校生活が楽しければ、成績にはこだわらない」(図)、「将来ふつうの生活に困らないくらいの学力があればいい」が選択された割合は、1998年と比べて10ポイント以上低下した(全体平均)。一方、「できるだけいい大学に入れるよう、成績を上げてほしい」「子どもの将来を考えると、習い事や塾に通わせないと不安である」が上昇。教育に対する不安の高まりもうかがえた。
図

調査概要◎ 調査主体: ベネッセ教育研究開発センター
  調査方法: 学校通しによる家庭での自記式質問紙調査
 

調査時期:

第1回1998年12月、第2回2002年9月、第3回2007年9月
 

調査対象:

首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)の小学1年生から中学3年生の子どもをもつ保護者(第1回4,718人、第2回6,512人、第3回7,282人)

* 分析は母親のみ(第1回4,475人、第2回6,085人、第3回6,770人)を対象とした
* 第1回のみ小学3年生から中学3年生の子どもをもつ保護者が対象
* 全体平均は小3~中3生の母親の数値


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