注目のデータ 辞書を使う子どもほど漢字力が高い

VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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注目のデータ
Vol.2

辞書を使う子どもほど漢字力が高い

ベネッセ教育研究開発センター「小学生の漢字力に関する実態調査2007」より

子どもの辞書を引く習慣と漢字テストの得点に関連性あり

 読書中に読めない漢字があったときの対処法と漢字力との関係を、漢字の書き取りテストで調査したところ、「辞書を引く」と回答した子どもの正答率が61.6%と最も高く、「ほうっておく」と回答した子どもの正答率51.5%を、10ポイント以上、上回ることがわかった。
 また、上図に関連して、学年が上がるにつれて「ほうっておく」子どもの割合は増え、「辞書を引く」子どもとの平均得点の差が広がる傾向があった。
図

調査概要◎ 調査主体: ベネッセ教育研究開発センター
  調査方法: 学校通しによる漢字力テスト・質問紙調査
 

調査時期:

2007年5~6月
 

調査対象:

全国の公立小学校21校、中学校17校の小学2~中学1年生 合計8,955人(学校は無作為抽出)

* 学習指導要領に従い、次学年に進級した児童(生徒)が1つ前の学年で習う漢字について回答(例 1年生問題→2年生が回答)


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