注目のデータ 都市部の保護者ほど受験競争や格差を容認

VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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注目のデータ
Vol.3

都市部の保護者ほど受験競争や格差を容認

ベネッセ教育研究開発センター「中学校選択に関する調査」より

居住地の人口規模により 保護者の意識に差

 受験競争や競争意識について、小学6年生の保護者に調査したところ、「受験競争は厳しくなる」と考える比率は7割を超え、「競争を勝ち抜いてほしい」「競争で格差が生まれることや子どもが受験の苦しみを味わうことも仕方がない」と考える比率も6割を超えた。
 保護者の居住する市区町村の人口規模別に見ると、都市部ほど「受験競争を勝ち抜いてほしい」「格差が生まれるのは仕方ない」と考える比率が高い。都市部ほど、受験を志向する傾向がうかがえる。
図

調査概要◎ 調査主体: ベネッセ教育研究開発センター
  調査方法: 郵送法による自記式質問紙調査
 

調査時期:

2007年12月
 

調査対象:

全国の公立小学校に通う6年生とその保護者 小学6年生1,501人 保護者1,504人

* 本文中の「人口規模」は、回答者が居住する市区町村の人口規模であり、保護者が回答した都道府県・市区町村名により人口を特定・算出している。「特別区・指定都市」…特別区(東京23区)および2008年3月現在の政令指定都市17市、「15万人以上」…特別区・指定都市を除いた人口15万人以上の市町村、「5~15万人」…人口5万人以上15万人未満の市町村、「5万人未満」…人口5万人未満の市町村


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