時間 |
学習内容・活動 |
教師の工夫点 ・子どもの反応
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0分 |
【学習のめあてづくり】
1. |
教師が「空気を知っているか」「ポリ袋に入れられるか」
と問う |
2. |
空気をポリ袋に集めるには、どうしたら良いかを考える |
3. |
どのような遊びができるかを考える |
4. |
めあてをつくって確認する |
めあて
ポリ袋に空気をとじこめて、はずませたりおして
みたりしてあそぼう
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子どもが空気を入れた後、教師が空気入りのポリ袋を子どもたちに向
かって投げた
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喜んでポリ袋を投げ返し、活動に対する期待感を高めた。その後、「こ
れで遊んでみたい人いる?」と言う先生の言葉に大喜びした
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教師が指示せず、「どんな遊びがある?」と質問し、子ども自身が遊び
方を考えた
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「バレーボールみたいに遊ぶ」「キャッチボール」「ける」など多くの考
えが出る。教師の意図に最も近い「上に乗る」という意見を出した子
どもが前に呼ばれ、皆の前で実演した
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今日はポリ袋で遊ぶとした上で、「理科の授業だから、いろいろな遊び
をして、気付いたことはビッグノート(模造紙)に書くように」と伝
えた。遊びに夢中になり過ぎて、空気の性質に気付かなくなることを
防ぐため。安全に気を付けるようにとも伝えた
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11分 |
【ポリ袋に空気を閉じ込め、手ごたえの観察と記録】
1. |
子どもが一人ずつ、ポリ袋に空気を集めて活動開始 |
2. |
空気を閉じ込めたポリ袋を圧したり弾ませたりすると、どんな感じがするかを体験する
・手で圧したり弾ませたりする
・両手で抱えて圧する
・体を押し付ける |
3. |
気が付いたことをビッグノート(模造紙)に書く |
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ポリ袋の口を留めるクリップを準備 |
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準備に時間を掛けずに、すぐに活動に移れた |
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途中で「もっと大きい袋もあるよ」と、あらかじめ空気を入れておいた大きな袋を投入して、新たな刺激を与えた
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活動中、ほとんどの子どもが気付きを記入した。複数書く子どももいた
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25分 |
【活動の共有】
1. |
いったん子どもを集め、二人でポリ袋を挟んで圧し合う
活動をしていた児童を教師が前に呼び、児童が実演する |
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投げ上げる活動や、一人での活動が多い中で、新たな動きを紹介して
「やってみよう」と取り組ませることで、空気への気付きを深める |
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二人で圧し合う活動が増えた |
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35分 |
【ポリ袋に空気を閉じ込め、圧した時の手ごたえや、中の空気の様子について話し合う】
1. |
教師が、ビッグノートに書かれた意見の中で似たものをペンで結び付けていく |
2. |
ポリ袋が圧された時、中の空気はどうなっているかを考える |
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「○○さんは『強くおすほどおし返された』と書いているね。どうやって遊んだの?」と、前に出て見せてもらう。更に「中に入った空気はどうなっているんだろうね?」と質問した
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最終的に本時のねらいである「空気はおされると縮む」「縮むと元に戻ろうとする」といった意見が出た |
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【気付いたことのまとめ、感想の記録】
1. |
授業で分かったことをまとめとして各自のノートに記入する |
2. |
授業の感想やもっと調べたいことを書く |
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まとめの文章として、「ポリ袋に空気をとじこめて、おしたりはずませたりすると、○○○○だった」と板書し、ノートに書かせた |
◎子どものノート例
【まとめ】
ポリ袋に空気をとじこめて、おしたりはずませたりすると、空気はちぢむ。
【感想】
わたしは、空気を袋に入れて、おすとおし返されるような感じがしてふしぎでした。もっと空気のことが知りたいです。 |
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