【1】出典
「第4回学習基本調査・国内調査」 ベネッセ教育研究開発センター 調査時期は2006年6~7月、調査対象は全国3地域[大都市(東京23区内)、地方都市(四国の県庁所在地)、郡部(東北地方)]の小学5年生2,726人。調査方法は学校通しによる自記式調査
全国的に見て、子どもの学習行動や意識にはどのような傾向が見られるのだろうか。 ここでは、子どもの授業や家庭学習に対する意識、 成績の違いによる意識の差に関するデータをまとめた。
【1】まじめに授業を受ける子どもが増加
◎子どもたちが授業を受けている様子を1990年と比べると、「黒板に書かれていなくても、先生の話で大切なことはノートに書く」「授業でわからないことは、あとで先生に質問する」の回答比率が増加している。 一方、「近くの人とおしゃべりをする」「マンガをかいたり、文房具で遊ぶ」が減少している。授業中の逸脱行為が少なくなり、全体的に以前より授業をまじめに受けている様子がうかがえる。
*数値は「よくある」と「時々ある」の合計