自己肯定感を持った大人に育ってほしいと思っていますが、どうしても悪いところを中心に叱ってしまい、日々反省しています。褒めることと叱ることのバランスや、子どもの自己肯定感を育てるコツを教えてほしいです。
(質問者:岩手県/小4男子・母)
A親自身が生き生きと過ごすことが、子どもの自己肯定感を高める
子どもの自己肯定感を育む上で圧倒的に大きな要素は、母親という存在そのものです。大好きで唯一無二の存在であるお母さんが笑顔でいる、安心している、仕事を楽しんでいるなど、人として生き生きしていることがとても大切です。もし、自分が今、そうした状態ではないと感じたら、なぜ笑顔でいられないのかを言語化してみてください。子育て、仕事、人間関係などで思い通りにいかないことや反省すべき点があるかもしれません。そして、どうすれば笑顔でいられるかを考えて、実行してみてください。友人と食事やカラオケに行く、コンサートに行く、習い事をするなど、好きなことで構いません。子どもにとって、母親は最初で最後のよりどころです。褒め方や叱り方のバランスがどうかということよりも、母親が生き生きとしている姿を見て子どもは安心し、自分の存在をポジティブに捉えることができることによって、外の世界に出ようと思えるのです。
子どもへの直接の働きかけとしては、好きなことを存分にさせてあげましょう。小学生の男子であれば、虫や消しゴムの削りカス、泥んこなど、保護者が好まないものに興味・関心を持つことも多いと思います。その時に、「何をやっているの! それ、やめなさい」などと一蹴してしまうと、自分が否定されたと感じ、自己肯定感も下がってしまう恐れがあります。好きなものに没頭できるよう、母親がサポートすることで、子どもの自己肯定感は向上していきますし、算数や理科への興味・関心が高まるといった副次的な効果も期待できるかもしれません。


