新型コロナイルスの影響により2021年度に大学などを中退した学生数が、前年度比714人増の2738人に上ったことが3日、文部科学省の調査で分かった。学生全体に占める割合は同0.02ポイント増の0.09%と微増した。理由としては「学生生活不適応・修学意欲低下」が最も多く、同省は「さまざまな交流が思うようにできない状態の長期化」が影響しているとみており、各大学に相談体制の整備などを要請した。

 調査は全国の国公私立大と短大、高専を対象に実施し、回答率は96%。理由別では「不適応・意欲低下」が前年度比2.7ポイント増の26.2%で、「経済的困窮」が20.6%と続いた。