文部科学省は19日、オンラインで開催された国際化学オリンピックに参加した日本代表の高校生ら4人が金メダルを獲得したと発表した。日本化学会によると、2003年から毎年4人が参加しているが、全員が金メダルを取ったのは初めて。

 金メダルを受賞したのは浅野高(神奈川県)3年の直井勝己さん(17)、伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校(群馬県)6年の柏井史哉さん(18)、筑波大付属駒場高(東京都)2年の石川貴士さん(16)、立命館慶祥高(北海道)3年の中地明さん(17)。

 今大会は中国が主催し、84カ国・地域(ロシアは個人参加)の326人が参加。オンラインで理論試験のみが行われた。成績上位の1割が金、続く2割が銀、3割が銅の各メダルを授与された。

 このほか、国際生物学五輪では金、銀、銅各1人が受賞。国際数学五輪では金1、銀4、銅1を、国際地理五輪では銀1、銅2を獲得した。

 国際物理五輪は3人が銀メダル、2人が銅メダルを獲得した。物理五輪は当初、ベラルーシが主催予定だったが、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で中止に。その後、スイスが主催国となって開催された。