物価の急激な高騰が続く中、経済的に苦しい家庭の子どもが冬休み中も安心して食事ができるよう、国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」(東京都)は「子どもの食応援ボックス」を5000世帯に配布する。申し込みの受け付けは10日まで。

新型コロナウイルス禍の緊急支援として2020年に開始し、今回で7回目。1セットに主食や飲料、お菓子、文具などが入っている。当初は一人親世帯に限定していたが、21年から拡大。対象地域も徐々に広がり、今回は配布先を1.5倍に増やした。

日本国内に住み、18歳までの子どもがいる一定の収入以下の世帯であれば誰でも申し込める。同団体ホームページの専用フォームで10日午前11時まで。応募多数の場合は抽選となる。12月初旬から順次発送する。

夏の応援ボックスの利用者へのアンケートでは、回答した世帯の97.5%が物価上昇の影響を感じていた。今回の応募者に実施したアンケートでも、物価上昇で生活が苦しいとの回答が多いという。川上園子・国内事業部長は「年末年始は出費が多く、子どもたちはさらに厳しい状況に直面する。冬休みは給食がないため、応援ボックスが少しでも助けになれば」と話した。