盛山正仁文部科学相=13日、首相官邸(EPA時事)
盛山正仁文部科学相は14日、就任後初の記者会見に臨んだ。教員の成り手不足について「他の分野以上に特に厳しい」と強調。要因とされる長時間労働の解消に向け、「お手伝いをできる限りしていきたい」と述べ、対策を強化していく考えを示した。
文科相の諮問機関である中央教育審議会は、教員の働き方改革に向けた議論を進めており、来年春ごろの答申取りまとめを目指している。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令請求に関しては、「法律に基づいて最終的な判断を検討していく」と述べるにとどめた。自身と旧統一教会との関係については、「現在は全くない。関係を持たないことを今後とも徹底していきたい」と話した。