東京大は27日、同大大学院工学系研究科の景輝氏に2016年に授与した博士号(工学)を25日付で取り消したと発表した。無線通信の最適化に関する博士論文の中で、計算機シミュレーションの結果を、実験で得られた結果のように記述していたという。東大の博士号取り消しは7人目。

東大によると、昨年2月に本人から元指導教官に不正を告白するメールが届いたといい、調査の結果、不正行為と認定された。

太田邦史副学長は「論文に関わる不正行為が判明したことにより、学位授与の取り消しを行う事態となったことは極めて遺憾だ」とコメントした。