公立学校教員に残業代の代わりに支給されている「教職調整額」の段階的な引き上げを定めた教員給与特別措置法(給特法)改正案が21日、参院本会議で趣旨説明と質疑が行われ、審議入りした。石破茂首相は、深刻化する教員の長時間労働問題に対応するため、「徹底した働き方改革を着実に進める」と強調した。改正案は今国会で成立の見通し。