東大阪大(大阪府東大阪市)が短期大学部介護福祉学科の留学生入試で、コンサルティング契約を結んだ会社から紹介された受験生を優遇し、合格者を出していたことが18日、分かった。同大が設置した第三者委員会は、取り扱いが不公正だったと認定し、影響を受け不合格となった2人について「さかのぼって合格とすることを検討すべきだ」とする報告書を公表した。

第三者委の報告書によると、問題となったのは昨年10月~今年3月に実施された留学生入試。契約会社を通じて出願した受験者に、通常認められていない海外からのオンライン入試を認めたり、合格点未満でも合格させたりしていた。

第三者委は特に、1月に実施した試験で合格点未満だった6人が合格したことを問題視。契約会社から紹介された学生が優遇される基準を採った結果、成績では上位だったものの、契約会社からの紹介がない2人が不合格になったことが不公正だったと認定した。

中村光男学長は「指摘はその通りで、申し訳ない。しっかり受け止め、改善を進めている」と話した。