大学入学共通テストが17日、全国650会場で始まった。今回からウェブ出願が原則となり、49万6237人が志願。2日間の日程で、初日は地理歴史・公民と国語、外国語が行われ、大学入試センターによると、大きな混乱はなかったという。18日は理科と数学、情報の試験が行われる。

 同センターによると、午前中の地理歴史・公民では、札幌市の試験会場で電子音が断続的に発生。開始直前に試験室を変更し、29人が25分繰り下げて試験を開始した。東京、神奈川、千葉各都県の試験会場では受験生の誘導ミスがあり、4人が試験開始を最大150分繰り下げたほか、1人が再試験の対象となった。

 午後の国語では、都内の試験会場で、1人がバスの遅延により80分繰り下げて受験した。英語のリスニングでは、東京都と三重県で計113人が携帯電話や時計のアラームの音の影響で再試験の対象となった他、機器トラブルなどにより支障のあった設問から試験を行う「再開テスト」は、61試験場で69人に実施された。

 共通テストを利用する国公私立大などは計813校で、内訳は国立大が81校、公立大95校、私立大511校など。平均点の中間発表は21日、最終発表は2月5日の予定で、得点調整の有無は1月23日に発表される。

 追試験は24、25の両日、東京都、京都市の計5会場で実施する。痴漢や自宅の火災といった事件事故のほか、新型コロナやインフルエンザによる体調不良などの場合に対象となり得る。

 追試験を受ける場合は、受験票に記載された問い合わせ先に電話連絡をした上で、所定の方法で申請を行う。大学入試センターが公式サイト上に詳細を掲載している。