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小・中・高の連携がポイント |
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私はこの「発達段階に応じた取り組み」を展開するうえでは、小・中連携、中・高連携がポイントになると考えています。例えば中学校の場合、小学校と高校での取り組みを見据えつつ、課題設定、到達目標の設定をする必要があるからです。
実は、一般的にいって、勤労観・職業観の育成を視野に入れた進路指導は、中学校が最も進んでいます。
小学校では進路指導に関する取り組みはほとんど行われておらず、キャリア教育についてもほぼゼロからの出発になります。高校では多くが、これまで出口指導を中心に行われてきました。そんななかで、中学校の進路指導の取り組みは、すぐにでもキャリア教育にまで高められる実績を持っています。
中学校の先生方にはすでに実践している進路指導を進化させ、小・中・高連携を通して、キャリア教育の考え方や方法を小学校、高校へと広めていただくことを期待しています。
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