|
|
|
では、人的な支援の中でも、どういった支援が学校現場では必要とされているのだろうか。図2を見ると、「教師への個別支援」「授業中の操作補佐」「授業の準備」を求める声がいずれも40%を超えており、ほかの項目と比べて高くなっている。差し当たり、授業をスムーズに進行させるための支援者が必要ということだろう。授業中に突然パソコンの調子が悪くなったとき、自分以外に対応できる人がいなければ、授業は止まってしまう。スムーズに授業を進めるためには、もう1人いてほしいという希望と考えられる。実際、パソコン等を授業で活用している教師に話を聞くと、「支援者にコンピュータ関係のことを任せられれば、自分は授業内容そのものに専念できる」という声が多い。 |
|
|
|
|
|
十分に人的な支援が行われることで、授業にどのようなメリットが生まれるのだろうか。次ページからは、外部のITサポーターの支援で、ITの授業づくりに効果を上げている富山市立上滝中学校の事例を紹介する。 |
|
IT活用促進のヒント |
hint 1 |
ハード面からソフト面の支援へ |
ハードウエアの環境が充実してきたため、次は、実際に授業で活用するための、人的な支援や情報支援が求められている
|
hint 2
|
機器操作のサポートが必要 |
IT機器は、授業前の準備に時間を取られたり、授業中に突然調子が悪くなったりする。そのときに対応できる教師以外の人が必要だ |
|
|
|