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【教育委員会Voice】
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ITを特別なものでなく通常の授業で使える態勢を整える
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伊勢崎市教育委員会
学校教育課指導主事 高橋正明
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2005年1月、4市町村が合併し、新しい伊勢崎市が誕生した。これを機に教育委員会は、「学力パワーアッププラン」「総合学習・ひまわりプラン」「子どもの心を育てる『愛』燦々(さんさん)プラン」「生活学校プラン」「地域の学校いきいきプラン」という五つのプランからなる「確かな力を育てる伊勢崎市2006教育構想」を発表。06年の春から市内の全小・中・養護学校が取り組んでいる。このプランのどこに力点を置き、どんな工夫をするかは各校の裁量に委ねられる。
IT教育に関しては、市内全校の校内LANの整備が完了し、プロジェクターや電子黒板が支給されるなど、環境は徐々に整いつつある。今後の課題は、旧・市町村によって差が生じているハード面の仕様の統一だ。
ソフト面については、これまで一部の学校に導入されていたスクールイントラパック(注2)を、市内の全校に導入。ITサポーターも全校を訪問するようになった。
また、各校の情報教育主任を対象とした研修会を行い、指導の均質化を図っている。これにより、ITに対して苦手意識を持つ教師の数はかなり減少している。「情報教育のリーダーとなる教師は、決して専門的である必要はないと考えます。ITを特別視せず、一般的なものとして扱っていけるような態勢を目指していきます」と高橋指導主事は話す。 |
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注2 ネットワークを活用し、コンピュータによる双方向コミュニケーションと創造的な学習活動を支援する、コンテンツ搭載サーバとソフトの総称。学校行事の記録や教科のまとめ学習など、多彩な機能を有する |
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