|
|
|
データから見る教育
Benesseの調査データをご紹介。
|
|
「第4回 学習基本調査」
部活動に打ち込む生徒は学習にも積極的
|
|
部活動をする生徒は学習時間が長い
|
|
部活動と学習の両立は中学生にとって大きなテーマだ。自己管理の難しさや高校受験への不安から、途中で両立をあきらめてしまう生徒も少なくない。
だが、部活動に打ち込むことは、必ずしも学習の負担となるわけではない。図1は、部活動の「参加状況」と平日の「学習時間」の関係を見たものだが、運動部、文化部を問わず、積極的に部活動に取り組む生徒の方が、平均学習時間が長い。
更に、学習時間の内訳を見ると、部活動に積極的な生徒の方が、学習を「ほとんどしない」の割合が低いことが注目される。ある教師は、「部活動を通して、物事に打ち込む姿勢や、学校生活が楽しいという実感が得られることが、日々の学習意欲にも影響しているのではないか」と分析する。 |
|
テスト勉強も計画的に進める |
|
また、定期テスト対策を始める時期を尋ねた図2からも、部活動に積極的な生徒の方が、テスト勉強を始める時期が早いことがわかる。部活動での忙しさをあらかじめ見越して、計画的に学習を進める生徒が多いと推察される。
部活動で培われた生活習慣や計画性は、日々の家庭学習習慣の確立にもよい影響を与えているようだ。3年生が引退し、部が新たなスタートを切るこの時期に、部活動と学習は両立することを、改めて生徒に示したい。 |
|
▼クリックすると拡大します
|
|
|
※このページの調査データ等は、先生方や保護者の方々への資料として、是非ご活用ください |
|
|