学びが深まるICT活用 技術科と連携し教科のICT活用を進める

小川葉子

▲ベネッセコーポレーションICTサポーター

小川葉子

VIEW21[中学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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【ICTサポーターVoice】

 榛原中学校も含めて4校の中学校のサポートを担当している小川葉子さん。特に力を入れているのが、本文にも出てきたソフト貸与制度を活用したサポートだ。
 「授業のサポートは、技術科、総合的な学習の時間、他教科と3方向すべてから行うことで、より効果が得られると思います。しかし、学校によってはソフトがすべてそろっているわけではありません。そこで、ソフト貸与制度を活用しています」
 ソフト貸与制度とは、学校が所有していないソフトを2か月間、無料で貸与するベネッセコーポレーションのサービスのこと。一つのソフトについて年1回に限られ、指導案の提出も必要だが、購入検討のための機会としても活用されている。新しいソフトの利用になるため、小川さんは講習会を実施するなどして支援している。
 「榛原中学校の先生方は、ICT活用に対する意欲が高いですし、効果的な教材の使い方や、授業での活用方法の相談もよくしていただいています。そんな期待に応えるサポートをしていきたいですね」
※ICTサポーター
ベネッセコーポレーションの「スクールイントラパック」のオプションサービスとして、毎月学校に定期的に訪問する専門のサポートスタッフ。授業でのパソコン活用について教師と一緒に検討する。授業前のパソコン機器の準備や、授業中の先生・子どものパソコン操作の補助なども行う

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