教師の説明に加えて、実験などの手順を映像で確認できるようにしておけば、生徒の理解の手助けとなります。特に実技系の教科では、パソコンやプロジェクターを使って映像を流しっ放しにしておくと、生徒は自分でやり方を確認しながら進められます。それでもなかなかできない生徒がいる場合、先生はその生徒の指導に集中できます。
1つしかない資料や生徒の回答を拡大して提示することで、生徒全員が情報を共有でき、一斉に学習課題に対する考えを深めることができます。(1)の「理解の補完・知識の定着」と似ていますが、ここでの目的は、見ることによってわいてくる疑問、興味をきっかけにして、生徒一人ひとりが考えを深めることです。授業や単元の導入として用いるとよいでしょう