●提示方法
鉛筆でスケッチした花の絵に線描きや色付けをしていく工程で、教師の模範実技をカメラで撮り、スクリーンや電子黒板などに映します。細くて鋭い面相(めんそう)筆を用いる線描きの工程と、彩色筆を用いる色付けの工程で、それぞれ2、3枚ずつの画像を載せることで、筆の特徴を生かした線の引き方や色付けのポイントや流れを示します。
●活用効果
口頭の説明だけではイメージがわきにくい筆の使い方や線の描き方なども、実際の画像を見ることで理解できます。大きく鮮明な画像を繰り返し見られるため、生徒の集中力も高まり、理解を深められます。画像を一度準備すれば何度でも使用できるので、画像を示して解説することや、理解が難しい生徒に個別にスライドを見せることも可能です。完成した作品に加え、製作過程のものも撮影して保存できるため、生徒が互いの作品を参考にして学び合うこともできます。
|
鮮明な画像で細かい部分も映し出せる
原寸大の見本では、クラス全員の生徒にはっきり見せることは難しいですが、大きな画像に映し出すことで、生徒はしっかり確認できます
繰り返し見られるため、要点が定着
画像を見ることによって、筆の特徴の生かし方や線のつなぎ方などを具体的にイメージでき、理解が深まります
写真提供/山形県米沢市立第四中学校
|