課題にフォーカス
VIEW21[中学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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課題にフォーカス

生徒の体力を
向上させるためには

近年、「疲れやすく」「けがをしやすい」子どもが増えているという。
今回は、中学生の体力低下の実態と、その背景をデータで整理すると共に、
生活規律の改善を含めた体力づくりを実践する学校の取り組みを通して解決のヒントを考える。

現状

運動頻度が少なく、
生活習慣が乱れがちな生徒ほど体力は低い

 文部科学省が発表した「平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、中学2年生の握力、ハンドボール投げ、50m走、持久走の全国平均値は、1985年度に比較して、すべて下回っていることが分かった(図1)。

図1:中学2年生の体力・運動能力の比較

出典)図1:「平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/01/1217980.htm

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