現在の形式の校内研究授業は4年目を迎え、そのスタイルはすっかり定着した。事後研究会での発言は格段に増加。マグネットの効果的な使い方をまねるなど、他教科での実践や事後研究会での指摘を自分の授業に取り入れる例がよく見られるようになった。研究授業での改善案を受けて再度、研究授業を行う「リベンジ授業」を希望する教師も出てきた。
研究主任の尾形晶彦先生は、「課題設定から事後研究までのサイクルが軌道に乗ったため、09年度には事前研究会として複数教師による指導案の検討を始めました。授業を皆でつくり上げるという雰囲気が確立されているため、抵抗感なく取り組めています」と話す。
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