ベネッセ教育総合研究所 ベネッセホールディングス
わかる授業、力のつく授業の創造


山形県村山市立
楯岡中学校
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『わかる授業、力のつく授業の創造』
I . はじめに
 本校は、平成15年度で創立53年目をむかえ、これまで一万数千名の卒業生を世に送り出している。その間、歴代教職員の情熱と確かな教育力、学区民の教育への高い関心と協力に支えられ、素直で明朗な生徒たちの活躍があり、教育活動のあらゆる面で幾多の輝かしい実績を示している。これらの歴史と伝統をふまえながら、新しい時代の要請に応える学校づくりに創意と情熱をもってあたっている。平成14年度より、「学力向上フロンティアスクール」に係わる研究を三年間にわたり委嘱を受け、数学科や英語科における習熟度別学習及び選択教科指導の充実を軸とし、学力の向上に努めている。
 学習指導要領では、選択教科の履修幅の拡大や総合的な学習の時間の新設とともに、基礎・基本の確実な定着がうたわれている。今こそ、教科指導の充実が、選択教科や総合的な学習の時間の成否の鍵を握っていると考える。そして、生徒たちには教科指導で身につけた力を選択教科や総合的な学習の時間で広げ、深めていくことが期待される。そこで、本校では昨年度までの二年間「わかる授業、力のつく授業の創造」を校内研究テーマに掲げ、指導と評価の一体化を重視しながら、実践を進めてきた。
〔実践紹介の主な内容〕
1 指導力の向上を図るため
  (1) 内容のまとまりの重視と構成の工夫(単元構成 指導計画)
  (2) 評価基準Bの立体化
  (3) 具体的な方策(自己申告制授業研究会 指導法強化週間 週案簿)
2 習熟度別学習の進め方とその現状
  (1) 習熟度別学習の進め方
  (2) 習熟度別学習における現状と課題
3 自己理解や学習意欲等に関する実践(例)
  (1) 補充・発展型の選択教科
  (2) 学習カードや単元テスト取り組み表の活用
 
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