VIEW21 2000.9  指導変革の軌跡 群馬県立桐生南高校

群馬県立桐生南高校

公開授業
校内・校外の連携強化に公開授業を活用

群馬県立桐生南高校
創立38年目。「学力向上」「体育の振興」「情操の陶冶」「校風の進展」を運営目標に掲げる。豊かな緑に囲まれたロケーションの中、生徒は落ち着いた雰囲気で高校生活を送っている。'99年度には、文化庁の推進する舞台芸術ふれあい教室を実施。専門家の指導の下、オペレッタを上演した。同年度、陸上競技部となぎなた部がインターハイに出場。

写真 群馬県立桐生南高校 設立 1963年(昭和38年)
形態 共学/普通科
生徒数(一学年) 約200名
'00年度入試実績 群馬大7名、高崎経済大2名など、国公立大に合計14名が合格。私立大は日本大6名、駒澤大2名など合計170名が合格。

桐生南高校……取り組みのポイント

  1. 学校活性化委員会を組織
    学校活性化委員会の取り組みの一つとして、教師の指導力の向上を目的に、公開授業を計画。校内だけでなく校外にも授業を公開することに。
  2. 中高、高大連携に役立てる
    保護者だけではなく、中学校の進路指導や大学の授業に活かしてもらうため、中学校と大学の教員からも参加者を募る。意見を聞く場として、公開授業後に懇談会を開催。
  3. 教科間の連携も視野に
    校内向けに1週間の公開授業の期間を設定。新課程と週5日制を見据え、教える内容の重複をなくすなど、教科間の連携も視野に入れる。


写真 野中 武 写真 小暮佳生
桐生南高校教務主任
野中 武
Nonaka Takeshi
教職歴33年目。本校に赴任して11年目。担当教科は数学。「授業中は、必ず一人ひとりに1回は声を掛け、授業に集中させるようにしています」
桐生南高校進路指導主事
小暮佳生
Kogure Yoshio
教職歴24年目。本校に赴任して9年目。担当教科は英語。「今日できることは明日に延ばさない」がモットー。生徒にも同じように話している

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