VIEW21 2001.02  VIEW'S REPORT 静岡県の新しい試み

静岡県の新しい試み

県下の複数高校の教師が共同で
県内の大学入試問題を分析、
大学との意見交換会を実現

 教育改革が国をあげて模索される中、大学も大きく変わろうとしている。その中で、大学入試問題には大学が求める生徒像がよく現れており、高校教師にとって進路指導をする上での情報の一つと考えられる。静岡県では高校の枠を越えて集まった教師の組織「進学指導連絡会」が、活動の一環として、県内の国公立大学の入試問題を分担して分析することを試みた。


「入試問題分析報告会」主担当者

写真 油井完爾 写真 安達昌二 写真 鈴木孝雄
静岡県立磐田南高校校長
油井完爾
Yui Kanji
教職歴36年。同校に赴任して3年。静岡県高等学校長協会進学指導委員会委員長。
静岡県立富士高校教諭
安達昌二
Adachi Shoji
教職歴36年。同校に赴任して13年目。進路課長。地歴科担当。常に「楽しい授業」を心がけている。
静岡県立磐田南高校教諭
鈴木孝雄
Suzuki Takao
教職歴28年。同校に赴任して12年目。進路課長。化学担当。モットーは「進路指導は生徒指導」。
写真 鈴木智之 写真 西野耕二
静岡県立浜松北高校教諭
鈴木智之
Suzuki Tomoyuki
教職歴31年。同校に赴任して10年目。教務部長。地歴科担当。「ならんと言えば小さな知恵袋」が座右の銘。
静岡県立清水東高校教諭
西野耕二
Nishino Koji
教職歴22年。同校に赴任して13年目。国語科担当。教務部長。「次の世代を考えられる生徒を育てたいですね」。

進学指導連絡会
静岡県内の10の高校、磐田南高校、掛川西高校、静岡高校、清水東高校、韮山高校、沼津東高校、浜松北高校、浜松西高校、富士高校、藤枝東高校(五十音順)の教師が集まってできた、主に進路指導に関する情報交換、勉強会を行う組織。


次ページへ>

このウェブページに掲載のイラスト・写真・音声・その他のコンテンツは無断転載を禁じます。