千葉県立成東高校

出張講義、クラス討論
大学、社会で活躍できる
「主体性」のある生徒を育成

千葉県立成東高校
昨年度に創立100周年を迎えた伝統校。生徒が自発的に学び・考える力の育成に力を注いでいる。また、部活動も盛んであり、甲子園出場経験を持つ野球部や、シドニーオリンピック銀メダリスト・永田克彦選手を生み出したレスリング部などが有名である。校訓は「質実剛健」。
住所／千葉県山武郡成東町成東3596番地　電話／0475（82）3171

	設立	1900年（明治33年）
	形態	共学／普通科、理数科
	生徒数（一学年）	約360名（内理数科約40名）
	'01年度入試実績	国公立大には千葉大8名、埼玉大2名、山形大2名など計31名が合格。私立大には早稲田大、中央大、上智大をはじめ多数の合格者が輩出。

成東高校……取り組みのポイント

1. 主体的に学ぶ姿勢の涵養
   生徒に、主体的に学ぶ姿勢の重要さを気付かせるために、大学教員の出張講義は、あくまでも大学の講義を再現する形式で行われる。
2. 事前調査票による予習
   出張講義を行う前に、生徒には「事前調査票」を配付。十分な予習をしてから講義に臨むように指導する。
3. 自分で考える力を養う「統一テーマ討論」
   3年間で計8回のクラス討論を実施。討論のテーマ選びから、討論の形式まで生徒の自主性を尊重し、自ら考える力の育成を狙う。

千葉県立成東高校教諭 後藤　敦 Goto Atsushi 教職歴20年目。進路指導部長。同校に赴任して10年目。化学担当。「今の日本はやろうという気さえあれば、なんでもできます。生徒には夢を持って生きてほしいと願っています」	千葉県立成東高校教諭 立川目育治 Tachikawame Ikuji 教職歴33年目。教務部長。同校に赴任して5年目。英語担当。「統一テーマ討論」の立ち上げに尽力する。「生徒には『私の後についてくるな、私の先に進め』と指導しています」
千葉県立成東高校教諭 久保木学 Kuboki Gaku 教職歴10年目。同校に赴任して5年目。数学担当。「自分で考えて行動する生徒になってほしい」	千葉県立成東高校教諭 久永洋司 Hisanaga Yoji 教職歴20年目。同校に赴任して2年目。地歴担当。「生徒が自主的に物事に取り組もうとする力を伸ばしていきたい」