取り組みの実践例　福岡県立伝習館高校

課題研究を中心に
「学びの手法」を身に付けさせる

　「総合的な学習の時間」の取り組みの一つとして、社会とどのようにかかわりながら生きていくかを考え、進路を見つめていく取り組みがある。'01年度から「総合的な学習の時間」を導入し、従来の取り組みを発展させる形で課題研究に取り組む福岡県立伝習館高校の考え方、方法論をレポートする。

福岡県立伝習館高校校長 上村好生 Uemura Yoshio 久留米高校校長などを経て昨年度より同校校長。教職歴37年。「伝統に寄り掛かるだけでなく、新しい風を吹き込みたい」	福岡県立伝習館高校教諭 長　俊一 Cho Shunichi 教職歴20年。同校に赴任して3年目。生徒研修部主任。地歴担当。「社会で評価される生徒を育てるプログラムを考えていきたい」

福岡県立伝習館高校教諭 江口明利 Eguchi Akitoshi 教職歴22年。同校に赴任して9年目。教務主任。数学担当。「自ら学ぶ主体的な生徒を育てることを念頭に授業に臨んでいます」	福岡県立伝習館高校教諭 河上信二 Kawakami Shinji 教職歴15年。同校に赴任して4年目。生徒研修部所属。英語担当。「生徒に自信を持たせ、可能性を伸ばす指導を心掛けています」	福岡県立伝習館高校教諭 中島敦雄 Nakashima Atsuo 教職歴13年。同校に赴任して5年目。進路指導主事。英語担当。「生活面、学習面において自律した言動がとれる生徒を育てたい」