VIEW21 2002.2  特集 「教育新世紀」に向けた学校改革

「教育新世紀」に向けた学校改革

教育環境の変化(Change)を
改革の好機(Chance)と捉える視点とは?

 学校をめぐる教育環境が急激に変化しつつある。週5日制や新課程などの変化に加えて、大学の構造改革や生徒の学力変化も無視できない。高校がこれらの環境変化を学校改革の好機とするために必要な視点について、学校現場の先生方と、文部科学省の布村幸彦氏による座談会を行った。


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学力変化を踏まえた教科指導

 「自ら学ぶ意欲が見られない」「基礎学力が身に付いていない」……。近年の急激な生徒の変化を、現場の教師はどう捉え、指導すべきなのか。新課程が目指す「自ら考える生徒」を育てるための教科指導法とは何か。

 最近、高校生だけではなく、日本の児童・生徒・学生の学力変化が盛んにマスコミで取り上げられています。実際にどんな変化が現れているのか、そして、そうした変化を踏まえると、どのような指導が必要とされているのでしょうか?


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愛知県立岡崎高校教諭
水野謙二
Mizuno Kenji
教職歴26年目。同校に赴任して19年目。英語担当。進路指導主事。
愛知県立岡崎高校教諭
石川邦利
Ishikawa Kunitoshi
教職歴21年目。同校に赴任して11年目。数学担当。
岐阜県立岐阜高校教諭
小池秀男
Koike Hideo
教職歴27年目。同校に赴任して11年目。国語担当。教務主任。
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文部科学省初等中等教育局
教育課程課長

布村幸彦
Nunomura Yukihiko
 
ベネッセ文教総研所長
高田正規
Takata Masanori
 
ベネッセ文教総研統括
原茂
Hara Shigeru
 

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