VIEW21 2002.4  指導変革の軌跡 福島県立安積黎明高校

福島県立安積黎明高校

全校体制での授業改革
「学び」の面白さの実感が生徒の主体性を育てる

福島県立安積黎明高校
創立90周年。2001年度から共学校となり、安積女子高校から安積黎明高校へ改称。同時に二期制を開始した。「恕」の精神を校訓とし文武両道をモットーとしている。部活動は合唱部が全国大会22年連続金賞。クラシック部が全国大会優良賞。
住所/福島県郡山市長者二丁目3-3 電話/024(932)0443

写真 設立 1911年(明治44年)
形態 共学/普通科
生徒数(一学年) 約360名
01年度入試実績 国公立大には東大1名、東北大12名など183名が合格。私立大には慶大5名、早大12名などをはじめとして、延べ391名が合格。

安積黎明高校……取り組みのポイント

  1. 授業、模試などすべてが入試問題と直結
    入試問題を、大学のアドミッションポリシーが最も表れているものだと定義し、授業、定期考査、校内模試などで良質の問題を解かせることで、生徒の人格形成も図る。
  2. 試験問題の事前作成・きめ細かな指導
    同じレベルの授業を展開するため、入試問題をベースに置く試験問題を、学期開始前に作成。精密な授業ときめ細かな指導を展開する。
  3. 全校体制での進路・学習指導
    取り組むべき課題を文書化し、全教師に配付。「指導マニュアル」作成を通して、進路・学習指導を学校全体で共有するシステムづくりを目指す。


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福島県立安積黎明高校教頭
安田 博
Yasuda Hiroshi
教職歴32年目。同校に赴任して2年目。「どこに行っても実力を発揮できる、世界に通じるような知力を、生徒には身に付けてほしいですね」
福島県立安積黎明高校教諭
星 隆雄
Hoshi Takao
教職歴17年目。同校に赴任して7年目。進路指導部長。国語担当。「生徒には『なぜ?』と問う力を身に付けさせたいですね」
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福島県立安積黎明高校教諭
大竹儀一
Otake Giichi
教職歴17年目。同校に赴任して8年目。教務部長。地歴担当。「基礎的な知識と、応用問題を結び付けるような授業を目指しています」
福島県立安積黎明高校教諭
菅野京一
Sugeno Kyoichi
教職歴17年目。同校に赴任して4年目。化学担当。「生徒と同じ目線に立って、授業を行うように心掛けています」

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