グローバル化時代における 大学の国際化と国際人の養成
●専門を深めながらも、学際的な視点で物事を幅広く捉える力が大切
●科学技術の分野で活躍するためには、語学力とITを使いこなす力は必須
●異文化を肌で感じる体験が、国際社会で生き抜くための糧になる
2000年11月、大学審議会より「グローバル化時代に求められる高等教育の在り方について」という答申が出された。この答申では、日本の高等教育機関が世界に開かれた教育機関としてその社会的責任を果たすためには、次の5つの視点に立って改革を進めることが重要だと説いている。
- グローバル化時代を担う人材の質の向上に向けた教育の充実
- 科学技術の革新と社会、経済の変化に対応した高度で多様な教育研究の展開
- 情報通信技術の活用
- 学生、教員などの国際的流動性の向上
- 最先端の教育研究の推進に向けた高等教育機関の組織運営体制の改善と財政基盤の確保
「グローバル化時代を担う人材の質の向上に向けた教育の充実」について、上智大の笠島準一副学長、吉田研作教授、東京大大学院の黒田玲子教授にお話をうかがった。
|
|
|
上智大 学術交流担当副学長 外国語学部教授
笠島準一
Kasajima Junichi
|
上智大 一般外国語教育センター長 外国語学部英語学科教授
吉田研作
Yoshida Kensaku
|
東京大大学院 総合文化研究科生命環境科学系教授 内閣府総合科学技術会議議員
黒田玲子
Kuroda Reiko
|
次ページへ>
|