VIEW21 2002.9  創造する 総合的な学習の時間

取り組みの実践例 長崎県立上五島高校

生徒を伸ばす
到達度評価の確立に取り組む

 「総合的な学習の時間」の実施を目の前に、全国の高校現場ではその「評価」の在り方に対する関心が高まっている。しかし、従来の教科学習とは大きく異なる「総合学習」だけに、評価方法の確立についても未知の部分は大きい。長崎県立上五島高校の事例から、「総合学習」における評価の在り方を考えてみたい。


長崎県立上五島高校
1951年創立。普通科、電気科、情報技術科を設置する共学校。全校生徒数は795名。02年度入試では長崎大7名、大分大4名など、国公立大に39名が合格。私立大も九州地区を中心に計65名の合格者が輩出。
住所/長崎県南松浦郡新魚目町浦桑郷306 電話/0959(54)1155
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長崎県立上五島高校校長
石井勝典
Ishii Katsunori
教職歴30年目。同校に赴任して3年目。「生徒と過ごす時間が何より楽しい。生徒には美しい魂を持って生きていってほしい」
長崎県立上五島高校教諭
石橋誠一郎
Ishibashi Seiichiro
教職歴13年目。同校に赴任して6年目。生物担当。「『生徒があって、はじめて教師がある』という言葉を大切にしています」

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