VIEW21 2002.10  VIEW'S REPORT

第1回高校生フォーラムin倉吉2002

学校の枠を越えた人材育成の
可能性を探る

 2002年8月6~8日、次代を担う高校生が、地域や国境の枠を越えて環境問題について考える「第1回高校生フォーラムin倉吉2002」(以下「高校生フォーラム」)が、鳥取県倉吉市にある多目的ホール「県立倉吉未来中心」において開催された。今回の発表・議論のテーマは「『環境問題 わたしにまかせなさい!』ー現状とその解決への提案ー」。主催校である地元の倉吉東高校の他、国内からは松本深志高校(長野)、浜松北高校(静岡)、松江北高校(島根)、修猷館高校(福岡)、甲南高校(鹿児島)が、さらに海外からも倉吉東高校と長年交流を続けてきた韓国の安養(アニャン)高校が参加した。
 地域や国境の枠を越えて実施された今回のフォーラムはどのような目的で開催され、どのような成果を残したのであろうか。主催校の倉吉東高校の先生方にお話をうかがった。

「第1回 高校生フォーラムin倉吉2002」スケジュール
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鳥取県立倉吉東高校校長
岡本康
Okamoto Yasushi
教職歴36年目。同校に赴任して2年目。「理念や理想、希望を追い続けることが教育に課せられた使命の本質だと思っています」
鳥取県立倉吉東高校教頭
名越和範
Nagoshi Kazunori
教職歴30年目。同校に赴任して4年目。今年度より教頭に就任。「教育者として、物事を根源から考えることを大切にしています」
鳥取県立倉吉東高校教諭
牧尚志
Maki Hisashi
教職歴25年目。同校に赴任して16年目。国語担当。学年主任。「生徒が将来、『自分の生き方は高校で決まった』と思える指導をしたい」

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