富山県立富山中部高校

学力向上
伝統校である自校のSIを踏まえ、
生徒気質の立て直しに取り組む

富山県立富山中部高校
創立80年を超える伝統校。普通科と理数科を設置。「鍛錬・自治・信愛」の校訓の下、地域の進学校として県内外に多くの優秀な人材が輩出してきた。全人教育を重視した教育方針には定評があり、体育大会や文化祭などの学校行事は極めて盛んである。
所在地／富山県富山市芝園町3丁目1番26号　電話／076（441）3541

	設立	1920年（大正9年）
	形態	共学／普通科・理数科
	生徒数（一学年）	約280名（内理数科約40名）
	02年度入試実績	国公立大には東京大21名、東北大13名、金沢大28名など201名が合格。私立大には早稲田大35名、慶応大29名など延べ349名が合格。

富山中部高校……取り組みのポイント

1. 生徒の気質の立て直しを重視した改革案
   「生活実態調査」を毎年実施し、そこで浮き彫りになった生徒の変化を基に、学力向上のベースとなる生活・学習習慣、学習意欲の立て直しを目指した改革案を作成。
2. 読書運動の実施
   学習意欲の根幹をなす知識欲を喚起し、かつ豊かな人間性を育むために、「読書の時間」を核とした読書運動を全学年で展開。
3. 保護者との連携の強化
   PTA通信のリニューアルや、参観授業、家庭訪問を実施し、共に生徒を育てるという意識を保護者と共有。学校改革への理解と支持を深める。

富山県立富山中部高校校長 浅田茂 Asada Shigeru 教職歴30年目。同校に赴任して1年目。「生徒のことを第一に考えた指導をしたい。生徒には高校3年間を通じて、充実した学生生活を送ってほしい」	富山県立富山中部高校教頭 黒田明 Kuroda Akira 教職歴32年目。同校に赴任して17年目。「学ぶことに対する高いモチベーションと、人間関係力を身に付けた生徒を育てたい」

富山県立富山中部高校教諭 桐谷俊一 Kiritani Toshikazu 教職歴34年目。同校に赴任して9年目。進路指導部長。世界史担当。「日々の授業においても、生徒がしっかりした人生観・世界観を築けるような指導をしたい」	富山県立富山中部高校教諭 神田浩 Kanda Hiroshi 教職歴27年目。同校に赴任して11年目。教務主任。英語担当。「生徒には3年間精一杯頑張って、悔いの残らない学生生活を送ってほしい」