VIEW21 2002.12  指導変革の軌跡 兵庫私立須磨学園高校

兵庫私立須磨学園高校

学校改革
情報開示で保護者の信頼感を醸成し、
学校改革を推進

兵庫私立須磨学園高校
2002年に創立80周年を迎えた伝統校。前身は私立須磨女子高校で、99年に男女共学へ移行、須磨学園高校と改称した。情報教育、国際教育プログラムの推進にも力を注ぐ。01年には、ISO14001の認証を取得した。
住所/神戸市須磨区板宿町3-15-14 電話/078(732)1968

写真 設立 1922年(大正11年)
形態 共学/特進コース、進学コース、スポーツコース
生徒数(一学年) 約460名
02年度入試実績 国公立大には大阪大、岡山大、筑波大、横浜国立大など16名、私立大には早稲田大、同志社大、立命館大など385名が合格。

須磨学園高校……取り組みのポイント

  1. 10年後のあるべき姿からの逆算
    10年後の姿を数値目標と共に明文化。その目標に向けて中期計画、短期計画を逆算。2段階のプロジェクトで実効性のある計画を立案、遂行。
  2. 入学式で教育方針を公約
    生徒や保護者に配付するシラバスには、各年次の数値目標を明示、達成されなかった場合の生徒へのアフターケアも説明。また、入学式では各教科部長が、教育方針をプレゼン、公約する。
  3. 生徒一人ひとりを大切にする仕組みづくり
    生徒の気質変化に対応し、生徒一人ひとりを大切にするために、課外の特別講座の見直しに着手。また、生徒・教師全員の組織図を作成。


写真 写真
須磨学園高校教諭
松本一郎
Matsumoto Ichiro
教職歴30年目。同校に赴任して2年目。英語科部長。「『英語が好きになった』と生徒に言ってもらえるような授業をしたいですね」
須磨学園高校教諭
山本恵美子
Yamamoto Emiko
教職歴25年目。同校に赴任して25年目。国際交流部長。「生徒一人ひとりの期待に応えられるような授業ができればと思っています」

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