ベネッセ教育総合研究所
VIEW'S REPORT 2004年度個別学力試験を読み解く
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VIEW'S REPORT
2004年度個別大入試分析レポート
2004年度個別学力試験を読み解く
高校で生徒が身に付けておくべき力とは? また、それが大学の個別学力試験でどう測られているのか? 4名の大学教授にうかがったお話を交えながら、英語・数学の2004年度の個別学力試験の傾向について考察した。


新課程入試の今後の動向
 国公立大の入試制度改革が進みつつある中、06年度からの新課程入試を契機に個別学力試験がどう変わっていくのかについて、高校の大きな関心が集まっている。個別学力試験の前後期一本化といった日程の変化、入試科目の変化、出題分野の変化など、大学入試の変化を語る側面は様々だ。しかし、大学の先生方は、大学入試を通して測りたい力は、「これまでの入試傾向の中に現れている特徴の延長線上にある」、また「大学が求める力と新課程で育成が重視される力は一致している」と口を揃える。
 そこで、本稿では、英語・数学という、新課程で特に変化が注目される二つの教科について、大学の先生方への取材及び弊社進研模試編集部の分析を踏まえ、個別学力試験の出題、評価の実際を、04年度入試を基に振り返っていく。
※本稿で取り上げている統計資料は特に注釈がない限り、弊社「入試問題分析システム」のデータに基づくものである。これは国公立大についてはすべての問題をデータベース化したものであり、各分析キーにしたがって統計処理を行ったものである。


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