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まとめ |
進研模試編集部より |
下表は04年度入試の各教科の個別学力試験の特徴について弊社進研模試編集部がまとめたものである。各教科それぞれに特徴があるが、ここで共通するキーワードを確認したい。 |
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1 読解・表現力重視へ |
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図11からは読解量が、図12からは答案での記述量が増加している様子が分かる。 |
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論点を理解し、その内容を的確に表現する力が入試で評価される傾向がうかがえるが、これは国語や地歴といった教科に限らず、英語や理科も同様と言える。数学も、問題の付帯条件が理解できているか、解答が論理的にかつ分かりやすく表現できるかどうかで勝負が決まる傾向にあり、読解力と表現力の育成は、どの教科でも強化すべきポイントとなっている。 |
2 難関大では思考力・応用力 |
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東京大や京都大の入試問題で顕著であるが、問題の本質を深く考える力、知識を組み合わせて応用できる力の養成が、今後の入試突破の決め手になると思われる。例えば、理科においては、身近に起こる科学的な事象の説明を、教科・科目で学ぶ知識を応用して説明することを求める出題が見られた。逆に、地理や政治・経済では、一般的な原理原則を具体的な事例に応用させる出題があった。知識や解法パターンの習得だけではなく、しっかり考える訓練ができているかどうかが問題である。
新課程では「自分の理解していることを正しく適切に表現する力」「既知の知識から具体的な事象に応用し、適応する力」が狙いとして強調されている。課程が変わるときの入試では、出題範囲や課される科目の変更といった部分に目が行きがちだが、大学が入試で何を問おうとしているか、本質的な変化を捉えた上での指導が求められている。 |
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