ベネッセ教育総合研究所
シラバスの活用 教育シラバス徹底活用のヒント
池上和文

宮崎県立延岡東高校校長
池上和文
Ikenoue Kazufumi
教職歴27年目。同校に赴任して1年目。「正しい挨拶や身だしなみは『見えない学力』。品性の教育を大切にしたい」

甲斐典明

宮崎県立延岡東高校
甲斐典明
Kai Noriaki
教職歴23年目。同校に赴任して8年目。進路指導主事。「教師の役割は『人づくり』。社会に貢献できる人材を育てたい」

●宮崎県立延岡東高校
1977年(昭和52年)設立。普通科の男女共学校。1学年4クラス。04年度入試では宮崎大、鹿児島大、熊本大など国公立大に49名。福岡大、西南学院大など私立大に延べ102名が合格。
URL:http://www.wainet.ne.jp/
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事例2
日々の学習指導と両輪で進むシラバスの活用
宮崎県立延岡東高校


授業の質の向上と自学自習力の育成を目指す
 延岡東高校では「学力向上フロンティアハイスクール事業」の指定を受けた03年度より、教科シラバスの運用を開始した。地域の中堅進学校であるため、他校に勝る授業の質を確保すると共に、生徒の自学自習を支援するのが作成の狙いである。
 では、このような狙いで作成されたシラバスを、同校ではどのように運用しているのだろうか。以下にそのポイントを整理してみよう。


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